【社説】成功的な韓米合同演習で北朝鮮の核解決の原肥にしなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.22 13:38
一触即発の北朝鮮核危機の中で韓米合同演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)演習がきのうから31日まで実施される。毎年開かれるUFGだが今年の訓練は激烈な議論に巻き込まれなければならなかった。韓国はもちろん、中国と米国でも合同演習中断または縮小論が出てきたためだ。
北朝鮮の核開発と合同演習同時中断を要求した中国国営メディア「環球時報」が数日前に「UFGは北朝鮮を刺激する恐れがあるため止めなければならない」と主張したのは目新しいことではない。進歩団体がきのうソウルの光化門(クァンファムン)広場と青瓦台(チョンワデ、大統領府)前でUFG中断を要求してデモを行ったのも同じだ。
だが米主流メディアから合同演習中断と在韓米軍撤収の主張が出てきたというのは次元が異なる。ニューヨークタイムズは「合同演習中断は対北朝鮮交渉カードになれる」と、ワシントンポストは「北朝鮮の核解決のため米朝間の平和協定締結が対案になりえる」と報道した。