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「朝鮮人はみな水葬にするべき」 韓国空軍少佐が部下に暴言

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.18 08:41
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韓国空軍の幹部が部下に暴言と脅迫を繰り返していたことが分かり、軍検察が調査を行っている。17日、空軍によると、首都圏の空軍部隊に勤務する尉官級の将校と副士官は、先月部署の上官であるA少佐を暴言および侮辱容疑で告訴した。

2人が提出した告訴状には、A少佐の言動が詳細に記されている。A少佐は部隊員に対して「朝鮮式の家庭教育を受けているからだ、米国式の家庭教育ではなく。朝鮮人はみな水に放り込んで水葬にするべきだ」と暴言を吐いたというのが告訴人の主張だ。部隊員を指して「人間のゴミだ、完全に」「一生懸命仕事をしている人の横にくっついて寄生する寄生虫ら、悪魔たち」という発言もあったという。また、A少佐を告訴した将校と副士官は「A少佐は部隊員が見ている前でもクリップボードを乱暴に振り下ろしたりゴルフクラブでソファを叩いたりした」と主張した。

 
告訴人は他の部隊員の前で多くて一日数十回の暴言と侮辱を受け、これ以上耐えられることができず部隊の法務室に告訴状を提出したという。軍内で部下が上司を告訴する事例は珍しい。告訴人のうち1人は「自殺したい心情」と軍検察で述べたという。

軍検察は告訴人2人とA少佐、同じ部署の部隊員を対象に事実関係を確認している。A少佐は軍検察の取り調べで「当時の状況をはっきり思い出すことができない」という趣旨の陳述をしているという。空軍関係者は「空軍は疑惑がないように徹底した調査を行っている。現在、調査の最終段階であり、近く結論を下す予定」としながら「結果次第では厳正な措置が講じられるだろう」と説明した。

陸軍でも上司による部下の暴行が摘発された。先月26日午後10時ごろ、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)の路上で、B少佐が尉官級の将校に暴力を振るい暴言を浴びせていた事実が明るみになった。B少佐は部下の将校に酒も強要した。部隊員はB少佐が普段から暴言を繰り返して警告状を受けていたと主張した。陸軍はB少佐に対して取り調べを行っていると明らかにした。

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