韓銀が診断した韓国の経済活力低下の原因
ⓒ 中央日報日本語版2017.08.09 06:31
韓国の経済活力低下は革新不足のためという診断が出た。
8日、韓国銀行が発表した報告書「景気変動性の縮小に対する再評価」で、3%台の成長率が期待されるほど景気回復が進んだにもかかわらず、それをあまり体感できないのは、景気変動性が縮小したためだとしている。景気が良くなってもその上昇幅は高くなく、またその期間も短いため、景気回復をなかなか感じられないのだ。
韓国銀行は根本的な原因として「革新不足」を指摘した。報告書によると、景気変動性を示すGDP(国内総生産)成長率やGDP循環変動、景気動向指数などの標準偏差が、金融危機以前の2000年第1四半期~2007年第4四半期にはそれぞれ0.8、0.08、1.0を記録していた。だが、危機以降の2010年第1四半期~2017年第1四半期にはそれぞれ0.4、0.03、0.5へとほぼ半分以下になった。