【コラム】「金正恩の夢」は叶った(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.03 14:16
世の中がひっくり返された。韓半島(朝鮮半島)の安保秩序は壊れた。在来式戦闘はかすかな思い出になった。核は一発、一瞬だ。原爆一発で広島の市民7万人が亡くなった。北朝鮮はそのような兵器を持っている。単なる核兵器ではない。大陸間弾道ミサイル(ICBM火星-14型)だ。米国の本土を攻撃することができる。
北朝鮮の金正恩の夢は達成されている。彼はなぜICBMに執着するのだろうか。夢の最終目標は韓半島の赤化統一だ。主な障害物は在韓米軍だ。それを破る手段がICBMだ。それは韓国にとっては悪夢だ。その衝撃のシナリオはこのように展開するだろう。「北朝鮮は西海(ソヘ、黄海)の白リョン島(ペクリョンド)を在来式兵器で奇襲攻撃する。韓国軍が反撃する。在韓米軍が支援する。その時、北朝鮮は米国を脅迫する。米軍が出るとロサンゼルス、ニューヨークにICBMを発射して火の海にする」。