「米空母船団、韓半島早期展開の可能性…北朝鮮挑発に警告」
ⓒ 中央日報日本語版2017.08.02 11:10
韓米軍当局は今月中旬ごろに米国の原子力空母艦2隻を韓半島(朝鮮半島)海上に展開して合同訓練を実施する方向で検討していることが分かった。
2日、韓国メディア「聯合ニュース」などは、政府消息筋の言葉を引用して「今月21日から実施される韓米合同軍事演習『乙支フリーダムガーディアン(UFG)』を機に、米航空母艦の展開を検討してきたが、北朝鮮の追加挑発の可能性が高まっていることから空母展開の時期が前倒しになるかもしれない」と報じた。
この消息筋は「UFG演習前の今月第3週目あたりに、米空母2隻と原子力潜水艦の出動が検討されると承知している」と付け加えた。
ことし5月末に韓半島近海で合同訓練が実施されてから約70日ぶりに米空母2隻が再び出動することになったのは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14型」発射に続く北朝鮮の追加挑発の可能性に備えようとする意図があるとみられる。