【社説】南北対話の提案が韓日米の対立につながるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.19 10:18
韓国政府の南北軍事会談の提案に米国が露骨な不快感を示したのは残念極まりないことだ。ショーン・スパイサー米ホワイトハウス報道官は17日、会談提案に対する立場を尋ねる質問に「韓国政府に聞いてみなさい」と答えた。それと同時に「トランプ大統領は過去(北朝鮮との対話のために)満たされるべき条件が現位置からかけ離れていることを明らかにした」と付け加えた。誰が聞いても不愉快だという反応だ。日本は最初から反発した。外務省報道官はこの日「今は対話の時期でなく、圧力をかける時」と強調した。
このような日米両側の冷たい反応が伝えられると、韓国の政府当局者は「外交経路などを通して十分な説明があった」と釈明した。だが、南北関係に関して米国が事前に了解したにもかかわらず、このような反応を見せたことがほぼなかっただけに、政府側の主張が事実なのか疑わしい。情況上、韓国政府が事前に説明したとしてもトランプ政府から十分な同意を得ていない可能性が大きい。