韓国鉄鋼業界「すでに10-60%の関税、これ以上何を…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.14 13:27
米国政府が韓米自由貿易協定(FTA)改定交渉を公式化し、韓国の業界は当惑の表情を隠せずにいる。特にトランプ米国大統領が「自動車と鉄鋼の貿易問題が非常に深刻だ」と指摘し、関連業界は危機感を抱いている。
昨年の韓国自動車の米国輸出額は154億9000万ドル(約17兆6000億ウォン)と、韓国の米国自動車輸入額の9倍にのぼった。米国への販売が特に多いため「第1ターゲット」になる可能性が高い。しかし自動車業界は今年に入って販売の減少に苦しんでいる。今年上半期の現代・起亜車の米国輸出台数(推定30万5000台)は前年同期(約32万5000台)比6%減少した。こうした中、FTAが改定されれば、その衝撃は想像以上に大きくなるというのが業界の見方だ。