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【コラム】韓半島の地政学的時間が逆に流れる(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.13 13:27
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2017年の韓半島(朝鮮半島)は暗鬱で始まった。

1月1日、金正恩(キム・ジョンウン)「われわれが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を撃つ日はそう遠くない」

 
トランプ「そんなことは起きない」

7月4日、金正恩(トランプをあざ笑うように)、大陸間弾道ミサイルの発射に成功。

トランプ「北朝鮮がたった今ミサイルをまた1発発射した…韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じ難い」

北朝鮮の金正恩党委員長と中国の習近平国家主席が、7月に入り、手を取り合って北東アジアの地政学的時計を逆に回している。金正恩は7月4日、大陸間弾道ミサイル「火星14」の発射で、習近平は7月6日のベルリン韓中首脳会談で「北朝鮮は中国の血盟」という発言を通じてだ。この2つの「事件」で、1990年代初めの冷戦終息以降の北東アジア国家間の力学関係と安保秩序が動揺している。これがなぜそんなに悲観的なのか。

火星14の射程距離は8000キロ程度と推算されている。米国アラスカに到達する距離だ。距離をさらに2000キロ伸ばせばロサンゼルス、5000キロ伸ばせばニューヨークやワシントンのような米国東部都市が北朝鮮ミサイルの射程圏に入ってくる。

米国専門家は北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの最終技術を必要とする軌道進入に成功したと判断している。韓国軍当局者や一部専門家の判断通り、長距離ミサイルに搭載された核弾頭がマッハ20の速度で大気圏に再進入する時に受ける7000~8000度の高熱に耐えるアブレーション(ablation)技術を北朝鮮がまだ確保していないと言っても、残っているのはただ時間の問題だ。

北朝鮮が米国本土(homeland)に達するミサイルを保有することになれば、米国の韓半島防衛戦略が揺底から根さぶられることになる。韓国は今、米国の核の傘を含めた拡張抑止力の保護を受けている。北朝鮮が米国本土を攻撃する核・ミサイル能力を持つことになっても、米国はロサンゼルス・シカゴ・ニューヨーク・ワシントンを北朝鮮の核攻撃にさらしながら同盟国・韓国防御の公約を守るだろうか。これが火星14が提起した深刻な問題だ。このため火星14をゲームチェンジャー(game-changer)と呼ぶ。安保ゲームの枠組みを完全に変えるという意味だ。

韓国メディアの注目をさほど受けなかった習近平の北朝鮮血盟論はどのように出てきたものか。習近平を刺激したのは次の2つだ。一つは「韓米首脳会談共同声明文」第6項だ。「…トランプ大統領と文在寅(ムン・ジェイン)大統領は韓米両国がアジア・太平洋地域での規範にづいた秩序(rules-based order)を維持し、これを維持するために協調していくことを確認した…」。中国の敏感な反応が十分に予想された挑発的な文面だ。

中国は2010年以降、南シナ海を「核心的利害」地域と見なしている。その時から、米国もこの海域の「航行の自由」原則を主張し始めた。米国は中国と南シナ海の島しょに対する領有権を争っている東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々を動かし、航行の自由権を尊重する、国際法水準の拘束力ある行動規範(code of conduct)を作ろうと何度か試みた。中国は南シナ海の海を埋めて立てて人工島を作っている。人工島の上に軍用滑走路を作って人工島を基準として12カイリ(約22キロ)の領海権を主張している。米国は中国が南シナ海を「中国のカリブ海」にするのではないかと警戒している。

20世紀地政学の父と呼ばれるハルフォード・マッキンダーの黄禍論は私たちの耳に馴染んでいる。「中国は世界の自由に黄禍になるかもしれない。巨大な大陸の資源に加えて海洋の正面(front)を持つためだ。それはロシアが持つことができなかった優位性だ」。白人優越主義のにおいが濃厚なマッキンダーの不吉な予言が現実になっている。文在寅大統領がこの地域の「規範に基づいた秩序維持」に同意した結果、韓国は南シナ海紛争の荒波に一歩を足を踏み入れることになった。


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