米国防総省「北朝鮮のICBM、完全に新しいミサイル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.07 14:10
米国防総省は5日(現地時間)、北朝鮮が発射した「火星-14型」ミサイルを「かつて見たことのないもの」と明らかにした。
ジェフ・デービス国防総省報道官はこの日の記者会見で「北朝鮮のミサイルはICBM(大陸間弾道ミサイル)級で、完全に新しいミサイル」とし「ICBM先端部に大気圏への再進入に必要な進入体が搭載され、移動式発射台から発射された」と説明した。発射場所である平安北道(ピョンアンブクド)パンヒョン飛行場に関してもデービス報道官は「ここは彼らが過去にミサイルを発射したことのない場所」とし「そうした点も我々にとって新しい」と明らかにした。
これに関してFOX(フォックス)ニュースは、国防総省の関係者を引用して「米国防総省は域内のミサイル防衛(MD)システムを通じて北朝鮮が発射したICBMを迎撃する決定を下すことも可能だったが、そのミサイルが北米地域に脅威にならないと判断して迎撃を試みなかった」と報じた。