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【旅行】真夏でも10~15度…エアコンがいらない別世界、保寧の「冷風浴場」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.07 11:19
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夏になればいっそう涼しくなる別世界。年間を通して洞窟に一定温度の気持ちいい風が吹く場所がある。忠清南道保寧市(チュンチョンナムド・ポリョンシ)の「冷風浴場」のことだ。保寧市青蘿面(チョンナミョン)の聖住山(ソンジュサン)の麓にあるこの冷風浴場は一年中10~15度を維持している。猛暑が照りつける真夏でも15度を超えることはない。記者が訪れた先月26日午後2時、冷風浴場内部の温度は11.8度だった。地下から吹き上げる強い風のせいで鳥肌が立つほどだった。

夏場に入った最近では、冷風浴場の外側と内側の温度差は10~20度になる。外が暑いほど中ではその寒さを強く感じるようになる。気温差によって冷たい空気が暖かいほうに移動するためだ。空気が互いに循環することで風が発生するため、外の温度が上昇するほど風はより強く吹くという。

 
夫婦で訪れたイ・ソノさん〔65、京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)は「ここに来たことがある知人が『洞窟に入る時にはジャンパーを羽織った方がいい』と話していたが信じられなかった。だが事実だった」とし「エアコンよりも気持ちいい風が一日中吹いていて、不思議の一言に尽きる」と話した。冷風浴場は保寧地域の鉱山の歴史にその足跡をたどることができる。車嶺(チャリョン)山脈の一角をなす聖住山は、一時無煙炭の生産で保寧地域の経済を主導するほどの存在だった。全国無煙炭の13%ほどが聖住山で採掘された。だが、石炭産業が下り坂に転じると、1989年トクソン鉱業所を始まりに1992年のヨンボ炭鉱を最後に廃鉱した。

保寧市とその職員は鉱山が廃鉱した後の活用方法を考え、年中吹く冷たい風を利用して西洋マツタケの栽培を始めた。そうして真夏の間、住民のために入口を期間限定で開放したところ反響があり、昨年から7~8月の2カ月間、定期的に開放することになった。

冷風浴場の風は地下300~400メートルの廃鉱から吹き上げてくる。洞窟の全長は5キロほどで、全幅は2.7メートル、高さ2.3メートルだ。最近は秒速6メートルの風が洞窟内部から一日中吹いている。

保寧市は、暑さが例年よりも早く猛威を振るい始めると、ことしは冷風浴場をいつもより早い先月20日に開いた。昨年、廃鉱基金32億ウォン(約3億1400万円)を投じて廃坑道(32メートル)の補強とトンネルをリフォームをして冷水体験施設も設置した。

冷風浴場の近くにはマッシュルームを栽培する施設が入っている。廃鉱から吹く冷たい風を利用して栽培している。夏は冷房、冬は暖房費用を節約できるという。

保寧冷風浴場は保寧市から36号国道を利用、青陽方面に向かう途中、青褓小学校前の三叉路で右折して2キロほど進めばよい。100台ほど駐車できる空間がある。利用可能時間は午前9時から午後6時までで、入場料は無料。

保寧農業技術センターのイ・ミノク・チーム長は「廃鉱になって25年が過ぎたが、埃など全く発生せず、よい風が吹く」と話した。

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    2017.07.07 11:19
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    忠清南道保寧市聖住面の「冷風浴場」の中を、観光客が毛布を羽織って歩いている。(写真提供=保寧市)
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