韓米外交長官、緊急電話会談「予想上回る制裁の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.05 09:01
米国政府は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試験発射成功を発表した4日が米国では独立記念日の祝日だったが、緊迫した動きを見せた。レックス・ティラーソン米国務長官はこの日午前9時(日本時間4日午後10時)、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交長官との電話会談を通じて北朝鮮のミサイル挑発に対して協議した。外交消息筋は「この日の電話会談は韓国側の要請によるものだったが、北朝鮮のICBM技術の進展と今後の対応について深く意見を交わした」と伝えた。
この日の電話会談で、両者はまず北朝鮮がICBM試験発射だったと主張する根拠についての情報を共有したと伝えられた。発射直後にはICBM級ではないとの1回目の判断があったが、北朝鮮のICBM試験発射発表が続いて米国側が具体的な資料の分析に入り、北朝鮮の主張に根拠がないわけではないことを確認したという。関係者は「米国側の最終精密分析結果までは1週間ほどかかるようだ」と説明する。