フィンランドでベーシックインカム実験6カ月、「生存できる程度だけ与え労働意欲鼓舞」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.04 13:07
先月9日、フィンランドの首都ヘルシンキの中央駅。フィンランドは1人当たり国内総生産(GDP)が2016年基準で4万2612ドルになる富裕国だが駅のあちこちに路上生活者を見つけることができた。
フィンランドの失業率は昨年末基準8.7%で、スウェーデンの6.9%、ノルウェーの4.7%など北欧の他の国より高い。ヘルシンキ大学で会った大学生のエリザベスは「高い失業にともなう精神的ストレスは自殺増加につながっている」と説明した。フィンランドが今年1月から2年間に2000人の長期失業者を無作為で選び月560ユーロを支給するベーシックインカム実験をしている理由だ。