一言で有権者を引きつける小池氏…メンター小泉氏の「劇場型政治」までそっくり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.04 08:37
「頭の黒いネズミがいっぱい居る」
昨年12月、小池百合子東京都知事が2020年東京オリンピック(五輪)競技会場見直し問題が暗礁に乗り上げた時に述べた言葉だ。「頭の黒いネズミ」は「旧体制を通称したもの」だという。すなわち、遅くて見苦しい既得権勢力を狙った言葉だった。
自民党議員連合によって占領された都議会の「黒塗り」の意志決定構造を「ブラックボックス」と批判した。就任後、ある言論インタビューでは「ブラックボックスを開く前に、エンプティーボックスが見つかっちゃった」と皮肉った。小池氏は透明性と行政改革を旗印に掲げている。