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【社説】韓米首脳、対北朝鮮戦略の共通分母を見出すべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.30 09:10
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が初の韓米首脳会談を控えて「北核解決2段階論」を訴えた。文大統領は28日(韓国時間)、米国行き専用機の中で行った記者会見で「北朝鮮の核凍結は対話の入り口で、その対話の出口は完全な廃棄」と明らかにした。もちろん、最も良いシナリオは即時的な北核廃棄であることは言うまでもない。だが、いかなる厳しい圧力をかけても北朝鮮が核兵器を直ちにあきらめる可能性は事実上全く無い。そのため、我々は文大統領が提案した「核凍結入口論」のような段階的アプローチが次善策だとしても現実的な代案だと見ている。

文大統領の核に対するアプローチが成果を上げるためには越えるべき山が険しいと言わざるを得ない。まず、北朝鮮が核凍結を宣言するとしてもこれを信じることができるかという疑問だ。文大統領は「完ぺきに検証すれば、これといった問題はないだろう」としたが、漠然とした気がする。これを米国側が受け入れるには完ぺきな検証が何であり、どのように貫くのか具体的なロードマップを提示しなければならないだろう。

 
これに劣らず重要なのは、米国との円滑な連携をどのように成し遂げるかという問題だ。文大統領とドナルド・トランプ米大統領との初めての首脳会談を控えて両側いずれも二国間協力に問題がないということを誇示しようとする様子だ。文大統領から波紋を起こした文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特報の発言に対して「教授として個人的意見を述べたもので、核凍結と韓米間軍事訓練は連携させることはできない」と釘を刺した。文特別補佐官は「北朝鮮の核挑発中断時、韓米連合軍事作戦の縮小を議論することも可能だ」とした。ホワイトハウスの関係者もこれに応じるように、「文大統領の北朝鮮に対するアプローチがトランプ大統領のアプローチ」であり、両国の首脳間で立場の違いがないということを強調した。

だが、直接的には言わないが、対北朝鮮政策をめぐる両側の気流は全く違うものだ。文大統領が「核凍結入口論」を提示したとすれば、トランプ政府内では「核廃棄優先論」が依然として根強い。特に、長期抑留されて意識不明状態で送還された米大学生オットー・ワームビア氏の事件で北朝鮮に対する米世論は悪化しつつある。そのうえに、「トランプ大統領が北朝鮮に対する軍事的選択肢を含め、多様な方針を準備するように指示した」というハーバート・マクマスター安保補佐官の28日の発言も尋常でない。

文大統領が明らかにしたように、対北朝鮮関係は韓国主導でリードしていくのが確かに望ましい。それとも、米朝、米中チャンネルを通じて韓半島(朝鮮半島)問題が扱われ解決策が立てられれば、韓国の立場が排除される恐れが大きい。

そのような不幸な状況を防ぐためにも、具体的で両側を全部満足させるような対北朝鮮戦略を提示し、これに対するトランプ氏の同意を得るのが文大統領の核心課題だろう。これを可能にするためには両首脳間の人間的な信頼を築くのが最も理想的だ。そのため、トランプ氏と初めて向き合う文大統領が今回の首脳会談を通じて信頼構築に成功することを期待したい。

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