段階的接近vs包括的解決…北核めぐる韓米の隔たりは埋まるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.28 14:11
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が28日午後、初めての韓米首脳会談のため米国に向けて出国する。訪問期間は来月2日までの3泊5日だ。文大統領は29日(現地時間)、ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領と夫妻同伴で夕食会をした後、30日に首脳会談を行う。
首脳会談の最大の議題は北朝鮮の核問題解決に向けた共同の接近法の摸索となる。展望は不透明だ。韓米の接近法はそれぞれ「段階的接近」と「包括的接近」。一部では天と地ほど差があるとの解釈もある。
文在寅大統領は21日、米ワシントンポストのインタビューで「今回の会談で北核問題の2段階解決法を議論できるはずであり、その1段階目は凍結で、2段階目は完全な廃棄」と明らかにした。段階的接近であり、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が推進した「太陽政策2.0」バージョンということだ。