韓国与党代表「THAADのため戦争になることも」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.28 08:17
共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表が27日、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題に関し、「THAADの政治的な意味合いが強まり、これが米中間の葛藤として表出し、南北間に誤解があったりすれば、その被害は戦争につながるしかない」と述べた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の米国訪問を翌日に控えて出てきた与党代表の発言だ。
秋代表はこの日、韓国学術研究院の主催でソウルウェスティン朝鮮ホテルで開かれた第14回コリアフォーラム北核問題国際学術会議で「(北は)すでにTHAADを越える非対称的な戦略武器を速いペースで開発して確保し、一部は性能が実戦配備できるほどという点も無視できない事実」と述べ、このように明らかにした。
秋代表のこの日の発言は予定になかったという。朴振(パク・ジン)アジア未来研究院理事長が「北の核・ミサイル開発ペースが非常に速くなった。(我々も)一日も早く(THAADを配備)しなければいけない」と述べると、これに反論するために出てきた。この日の学術会議の司会者は文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官だった。