【取材日記】テコンドー、空手の挑戦をはねのけるには(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.21 08:52
生活の中で近くにあったりとてもありふれていて大切さを感じられないものがある。家族や親しい友人、空気・水のようなものだ。韓国の人々にはテコンドーがそんな存在だ。男性は道場や学校で習わなくても軍服務中にだれでも「有段者」になる。女性も同様だ。直接修練しなくても父親や兄、夫または息子のうちだれかは黒帯の主人公だ。
テコンドーが身近な種目のためにその真価を認めない韓国の雰囲気は残念だ。特にテコンドーが「オリンピック中核競技」という地位を脅かされる最近は特にそうだ。国際舞台で「テコンドー類似種目」程度と見なされた空手が2020年の東京五輪で一時的に正式種目に名前を上げ生き残りに向けた2種目の競争に火がついた。