韓国初の原発、古里1号機が永久停止へ…40年の歴史に幕
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.18 10:29
韓国初の原子力発電所である「古里(コリ)1号機」が原子炉の火を消す。1977年6月19日に発電を開始してから40年ぶりだ。
韓国水力原子力は17日午後1時から原子力発電所のタービンスピードを下げた後、午後6時ごろに完全停止させる計画だ。タービンは原子炉で作った高温・高圧の水蒸気をエネルギーに変換し発電機を回す役割をする。人で例えれば原子力発電所の心臓に当たる。
タービンを停止させると300度に達した原子炉の温度が冷却剤の力で徐々に下がっていき、19日午前0時には90度ほどにまで落ちる。93度以下の原子炉は「低温停止状態」と呼ぶが、これを基点に韓国水力原子力は原子力発電所の永久停止判定を下す。