5・18記念財団、「全斗煥回顧録」の販売と配布禁止で仮処分申請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.11 10:23
5・18記念財団が12日に『全斗煥(チョン・ドゥファン)回顧録』に対する販売と配布を禁止する仮処分申請を光州(クァンジュ)地裁に提出すると明らかにした。仮処分申請には財団をはじめ、民主社会のための弁護士の会の光州・全羅南道(チョンラナムド)支部、光州地方弁護士協会、チョ・ビオ神父の遺族などが参加する。
これに先立ち記念財団は回顧録3冊をすべて分析し、光州事件と関連した虚偽の事実を選び出す作業に着手した。その結果、「ヘリコプター射撃はなかった」「5・18は『暴動』以外に表現する言葉がない」「光州刑務所襲撃は北朝鮮のスパイが介入」「戒厳軍発砲命令はなかった」など10件ほどの内容を明白な虚偽事実と判断し、仮処分申請に出ることを決めた。