文大統領、NSCで韓米同盟・自主国防を同時に強調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.09 13:09
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、北朝鮮が短距離地対艦巡航ミサイルを発射したことに関して「韓国政府はすでに何度も明らかにしたように国家安保と安全と危機については一歩も退いたり妥協したりしない」とし、「北朝鮮が挑発により得ることができるのは国際的孤立と経済的難関だけであり、発展の機会を失うだろう」と話した。
同日午前、北朝鮮が江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)一帯でミサイル数発を発射したことを受け、午後2時に就任後初めて国家安全保障会議(NSC)全体会議を招集した。新政府スタート後も青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が委員長を務めるNSC常任委員会は開かれたが、大統領が議長である全体会議が招集されたのは初めてのことだ。
青瓦台関係者は「大統領が自ら会議を主宰して北朝鮮に警告のメッセージを送ったもの」とし、「また、この問題に対応する部署などにも警戒心を持たせようとする複合的な目的で主宰した」と説明した。