韓国外交部長官候補、「慰安婦合意の『最終解決』は軍事合意に出てくるような話」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.08 10:23
外交長官候補の康京和(カン・ギョンファ)氏は7日、12・28慰安婦をめぐる韓日合意に対して「人権蹂躪の状況で核心になるのは被害者中心の法的責任究明と賠償だが、この部分に対して不明な点があったので合意が不十分だった」と述べた。慰安婦合意を履行する主務部署である外交部の長官候補者が前政府の合意に対して強力な批判の立場を明らかにした。
康氏はこの日、国会で開かれた人事聴聞会で関連質問に「(合意内容のうち)不可逆的で最終的解決というのは軍事的な合意に出てくるような話」と答えた。また「(日本側が出した)10億円の性格が何かも明白でない」とし「長官に任命されれば、様々な足りないところに対して綿密に、また経過がどうなっているのかもこまめに分析して今後のあり方を模索する」と強調した。