日米よりも低い韓国の児童貧困率、少子化のせい?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 13:54
最近10年間で、韓国の貧困児童率が成人と比較して顕著に減少していたことが分かった。ここには少子化現象や共稼ぎ世帯の増加が最も大きな影響を及ぼしているとみられている。
保健社会研究院基礎保障研究室のヨ・ユジン室長が6日に公開した報告書「児童貧困の推移と含意」によると、全体貧困率(中位所得50%未満)は2006年13.4%から2015年12.8%へとやや減少したものの大きな違いはなかった。ところが同じ期間、児童貧困率は10.1%から6.9%へ大幅に減少した。中位所得はすべての世帯を所得順に並べた時、ちょうど真ん中に位置する世帯所得を意味する。一般的に中位所得50%未満を貧困層に分類している。昨年の場合、月額所得219万5700ウォン(約21万4000円)以下がこの貧困層に該当する(4人世帯基準)。