韓国国情院、国内情報館機関出入りを全面廃止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.02 09:54
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、国家情報院(国情院)第1次長に徐東鴎(ソ・ドング)駐パキスタン大使(62)、第2次長に金峻煥(キム・ジュンファン)前国情院支部長(55)、第3次長に金相均(キム・サンギュン)前国情院対北戦略部署処長(55)を任命した。国情院第3次長だった徐薫(ソ・フン)院長に続き、次長3人がともに国情院出身者となった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は「政界との関係を断ち、国情院が純粋な情報機関として生まれ変わるための措置」と説明した。
文大統領はこの日、徐院長らに任命状を授与し、「国情院の最終的かつ完全な改革案については今後もう少し議論し、良い方向を探さなければいけない」とし「その時までとにかく国内政治(情報)だけは徹底的に禁止することを望む」と強調した。