韓国軍、戦作権転換に向け偵察衛星を早期導入へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.26 07:56
国防部は文在寅(ムン・ジェイン)政権の国防公約である「韓国型3軸体系」を早期に構築することにした。また朴槿恵(パク・クネ)政権当時に軍需産業不正清算レベルで設置された防衛事業庁内の防衛事業監督官室が年内に解体される見通しだ。禹柄宇(ウ・ビョンウ)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席秘書官の主導で設置された組織を「積弊清算」レベルでなくすという。
国防部と防衛事業庁が25日、大統領職引継ぎ委員会に該当する国政企画諮問委員会に報告した内容だ。国防部は有事の際、北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)を先制打撃するキルチェーン(kill chain)、北朝鮮が発射したミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)、北朝鮮指導部などに強力に対応する大量反撃報復(KMPR)の3軸体系の完成を当初の目標の2020年代初期より操り上げると報告した。3軸体系を統合管理する戦略司令部も創設するという。戦略司令部の創設は文在寅大統領の公約の一つ。