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【コラム】故盧武鉉と大統領・文在寅(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.23 17:02
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文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足から10日余り過ぎたが、すでに数カ間経ったようだ。一つ一つ列挙するのが難しいほど破格的な場面の連続のためでないかと思う。個人的に最も記憶に残る場面は光州(クァンジュ)民主化運動37周年記念式だ。

先週5・18墓地で挙行された記念式をテレビで見ながら、国家とは果たして何だろうかと考えた。国家指導者の役割についても考えた。大統領の演説に込められた鎮魂と慰撫、和解と統合のメッセージが粛然かつ切々と感じられた。指導者の言語にふさわしい響きと品格を感じた。思わず私の口からは「そうだ、これが国家だ」という言葉が出た。

 
遺族の痛みを自分の痛みと考える指導者の心が込められた行動の前で、私は感動の涙を流してしまった。胸に響く声で「あの野に立つ青い松の葉を見よ…」と歌った歌手チョン・イングォンの「常緑樹」熱唱、手を握って「あなたのための行進曲」を斉唱する場面では目頭が熱くなった。

国家権力によって犠牲になった人たちの霊を慰め、遺族の心の痛みを癒やすことは、国家がするべき最も重要な責務の一つだ。国家指導者なら、恨みを抱える人たちと共に涙を流し、その人たちの悔しさを解かなければいけない。「完全な真相究明は進歩・保守の問題でなく常識・正義の問題」という文大統領の言葉のように、悔しい犠牲の真実は歳月が流れても最後まで究明しなければいけない。最後の一片の真実まですべて明らかにしなければいけない。解寃には時効がない。「もういい」とか「うんざりする」という言葉は妥当でない。費用と時間がかかっても数百人の花のように美しい命を奪ったセウォル号の真相を最後まで明らかにしなければいけないのもそのためだ。

国家指導者が無念の死を遂げた人たちの霊を慰め、遺族の怨恨を解く解決者になる時、国家はアイデンティティーを維持し、国民統合を成し遂げることができる。外部の脅威の前で団結し、国を守る自発的な愛国心もそこから生まれる。国家が作った歴史教科書を無理に注入しても愛国心が生じるわけではない。今回の5・18記念式は数千、数万冊の国定歴史教科書よりはるかに強力な国民統合の力を発揮したと信じる。


【コラム】故盧武鉉と大統領・文在寅(2)

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