北朝鮮の外交官、アグレマン拒否され、密輸容疑まで…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.23 13:25
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の相次ぐ核・ミサイル実験で北朝鮮の外交ラインが頭を悩ませている。あふれる国際社会の非難と対北朝鮮圧力措置を全身で防がなければいけないつらい立場に置かれているからだ。金正恩委員長の政策路線に対する称賛・宣伝にまで動員され、平壌(ピョンヤン)と世界で厳しい扱いを受けているという不満の声も出ているという。
北朝鮮外務省は15日、平壌(ピョンヤン)駐在の外交官を人民文化宮殿に呼んだ。パク・ジョンハク亜州第2局長はいわゆる「情勢通知会」で北朝鮮が前日に強行した中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」の発射について説明した。「朝鮮半島と地域の平和と安定を保障するうえで重大かつ特別な意義を持つ」と主張したが、反応は冷たかったというのが、外交経路を通じて入手した韓国情報当局の説明だ。