マケイン氏「韓米同盟は重要、THAAD費用は米国が出す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.22 15:36
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として米ワシントンを訪問し、21日に帰国した洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)韓半島(朝鮮半島)フォーラム理事長は「まず(トランプ)大統領との会談自体が確実でなかったが実現し、最初のボタンをうまく掛けられたようだ」と述べた。洪理事長はこの日午後、仁川空港に到着し、記者らに「韓米同盟、THAAD(高高度防衛ミサイル体系)問題、文大統領の6月の訪米について幅広く良い意見交換をした」と訪米の成果を説明した。
洪理事長はトランプ大統領の「韓国が負担」発言で浮上したTHAAD費用問題については「(米政権の関係者と)経費の問題は話が出ず、我々の立場としては米国が当然負担するという考えだった。THAAD配備について米国はそのまま進行されるという期待感を抱いていることを確認した」と明らかにした。続いて「ただ、我々は国会で一度意見をまとめる過程をたどるしかないということを伝え、そこに大きな異議はなかった」とし「(米国側が)理解する水準であったし、結果が覆るという心配はしていないようだった」と話した。
マケイン米上院軍事委員長が「韓米同盟はどれほど重要か、うまくやっていこう。THAADの費用は我々(米国)が出す」と述べたことに対し、洪理事長は「マケイン氏は非常に親韓派であり、韓米同盟の支持者であるうえ、大物であるため、常識ラインで『我々が負担する』と軽く話した」と伝えた。