韓経:ロッテ、日本資本と距離…代わりに韓国証券会社
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.12 10:48
ロッテグループと日本のみずほ銀行の関係に「異常気流」が感知されている中、韓国国内の証券会社がロッテを相手にした営業に乗り出している。
投資銀行(IB)業界によると、ロッテ系列会社の(株)ロッテタウン東灘(ドンタン)は京畿道東灘のロッテタウン造成事業に必要な資金を準備するため未来アセット大宇とKB証券を共同主管会社に決め、資産流動化貸出(ABL)を通じて9000億ウォン(約900億円)を調達した。ロッテタウン東灘は東灘新都市を中心にロッテ百貨店や住商複合ビルなどの建設を推進している。
主管手数料収入は大きくないと伝えられたが、大手証券会社が主管契約を結ぶため激しい競争を繰り広げた。競争が激化すると、ロッテは当初の計画を変更し、主管会社を1カ所から2カ所に増やした。証券会社の競争はみずほ銀行と距離をおくロッテの最近の雰囲気と無関係ではないという分析が出ている。みずほ銀行の空席を占めるため、いつよりも激しい営業競争をしているという説明だ。