米国、韓国に同盟国の防衛責任を掲げて分担金の引き上げ求める可能性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.08 15:30
ドナルド・トランプ米国大統領が在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備に対する費用を要求し、THAAD論争が再び大きくなっている。文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党候補は「莫大な財政負担を招く以上、国会の批准が必要だ」と主張した。沈相ジョン(シム・サンジョン)正義党候補は「金は出せないからTHAADを持って帰れ」と述べた。THAAD配備が中国との摩擦に続き、費用問題で韓米間の葛藤が避けられなくなった。先月26日、慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)に配備されたTHAADの費用をめぐる葛藤と防衛費分担金の影響を展望してみたい。
事件の発端はトランプ大統領の先月27日(現地時間)のロイター通信とのインタビューから始まった。トランプ大統領はインタビューで「10億ドルのTHAAD体系費用を(米国がすでに購入して配備したが)韓国が支払うのが筋ではないか」と述べた。トランプ氏はまた「韓国政府に負担金を出すべきだとする事実を通知した」と明らかにした。