【時論】就任50日が大統領の経済成功を左右する=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.08 11:11
大韓民国第19代大統領に当選されたことをあらかじめ心よりお祝い申し上げます。5000万国民の運命を両肩に担いだ重圧感より重いものはありません。鋼のような意志の政治家でも耐えるのは容易ではないのでがんばってくれるよう望みます。
就任初期の経済政策方向に対する大統領の決定は今後5年の成功を左右するため重要です。いまから50日以内に経済政策運用の大きな方向と枠組みを決め、これを実現する推進体系を備えなくてはなりません。経済政策のビジョンをまとめるのに役立つ助言を差し上げます。まず200件前後の公約を20件以内に減らさなければなりません。早期大統領選挙の狂風の中で慌ただしく作った政策を任期中にそのまま持っていってはいけません。百貨店式に羅列された課題は大統領の選択と集中を邪魔しリーダーシップを弱めるだけです。老獪な官僚集団が官庁の利益を合理的に仮装する装置としても利用されやすいです。泣いて馬謖を斬るの心情で公約を構造調整しなければなりません。