韓経:【社説】世界1位のサムスン半導体、これでも革新がないというのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.04 11:16
サムスン電子の半導体の売上高が初めて米インテルを抑えて世界半導体市場1位になるという。市場調査機関ICインサイツはサムスン半導体部門の4-6月期の売上高がインテルを超え、年間基準でもインテルを上回ると予想した。世界の業界は記念碑的な事件として受け止めている。シリコンバレーの最古参として20年以上にわたり半導体市場を牽引してきたインテルがついに「王座」を後発国企業に明け渡すことになったのだ。
サムスン半導体のトップ浮上は、1983年に李秉チョル(イ・ビョンチョル)創業者が半導体進出を宣言して以来34年間にわたり続けてきた挑戦と革新の結果だ。かつてNECと東芝がインテルを追撃したが、一度もトップになれず後退した事実がこれを証明している。先月28日の次期大統領候補テレビ討論会で「サムスンなど大企業が20年間も革新を怠った」という候補らの発言は無知に起因することも明らかになった。