日本のメディアが取り上げた韓国大統領選の隠れた変数は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 16:01
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2月、文在寅「共に民主党」大統領候補がソウル鷺梁津のある国家公務員試験塾を訪問して公共雇用拡大への意思を明らかにした。(写真=中央フォト)
「フランスに関心が集まるが、日本にとって重要なのはむしろ韓国の選挙の方だ」
最近、日本経済新聞のコラムの一文だ。それだけに日本のメディアは韓国の大統領選に関心が高い。最近、日本の主要メディアはルポの形で韓国大統領選を眺める記事を掲載した。日本のメディアが眺めた韓国大統領選の隠れた変数も説明していた。
朝日新聞は1日付の紙面で「低成長時代に突入した韓国社会の構造的な問題である就職難・教育の過熱・高齢化」に注目した。まず、朝日は、ソウル鷺梁津(ノリャンジン)考試(国家公務員試験)塾街に集まっている若者たちがなぜ倍率46倍の公務員試験に人生をかけているのか、このような深刻な就職難が今回の大統領選に及ぼす影響も分析した。大企業と中小企業間の待遇格差、特に2倍以上の賃金格差が若者らの希望を奪っているという分析だ。