ソウルのPM2.5、中国など海外からの影響増大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.28 17:05
中国を中心に海外発微小粒子状物質(PM2.5)が過去5年間増えたという研究結果が出た。
PM2.5は直径が2.5μm(マイクロメートル、1μm=1000分の1ミリメートル)以下と粒子がとても小さく、肺の深いところや血液にまで浸透できる「恐怖の存在」として世界保健機関(WHO)が2013年に1級発ガン物質に指定した。特に、粒子状物質注意報が発令された日には、海外からの影響がより大きいということが分かった。
ソウル市は27日、記者会見で2015年5月から昨年12月まで「PM2.5の排出源インベントリ構築および詳細モニタリング研究」を行ったところ、このような結果が得られたと明らかにした。今回の研究は、2011年に安養(アンヤン)大学と水原(スウォン)大学が実施した「PM2.5低減対策研究」に続き、ソウル市が進めた2番目の粒子状物質に関連した研究だ。