スノーデン氏、日本と米国の「スパイ」協力の実態を暴露
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.25 09:31
1/4
米国家安全保障局(NSA)の盗聴および監視疑惑を暴露したエドワード・スノーデン氏。
日本が米国家安全保障局(NSA)とスパイツールを秘密裏に取り引きするなど、グローバル諜報活動を拡大してきたと米国インターネットメディア「インターセプト」が24日(現地時間)、報じた。同メディアはこの日、NSAの元職員エドワード・スノーデン氏が入手した機密文書の中に日米の諜報活動の協力関係に関する13のファイルがあったとして公開した。
これによると、日本は2012年9月、米国に悪性ソフトウェアを識別できる情報を共有して「重要な米国企業情報システム」に対するハッキング攻撃を防げるようにし、米国はこれに対する見返りとしてその翌年に強力な情報収集システム「XKeyscore(エックスキースコア)」を提供したほか、最近ではサイバー安保を中心に「強固な」協力関係を築いてきたという。最も強力な監視機器の一つと言われている「XKeyscore」は、電子メールの情報など通常の利用者がインターネットでやりとりするほぼすべての行為を監視できる「最も広範囲な」監視システムだ。