世界のバイオ後続品市場で韓国企業同士が角逐(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 10:50
グローバル製薬会社ヤンセンが作った「レミケード」は自己免疫疾患であるリウマチ関節炎とクローン病、そして潰瘍性大腸炎治療に使われる。この薬は昨年全世界で82億ドル、米国だけで実に5兆ウォン以上売れた。一度服用を始めれば継続して服用しなければならず、薬の価格も高い。米国でレミケードを服用する患者は年間3万ドルを薬代として支出するという。
サムスンバイオエピスが今秋からレミケードのバイオ後続品「レンフレクシス」を米国市場で販売できることになった。米食品医薬品局(FDA)が22日、「レンフレクシス」に対する許可・販売を承認したのだ。バイオ後続品とはオリジナルバイオ医薬品の特許期間が終わった後にこれをまねて作った同様の効能を持つ複製薬だ。サムスンバイオエピスのパートナー企業でグローバル製薬会社のメルクが米国市場でレンフレクシスの販売を担当することになる。