在韓米軍、米国民間人海外避難訓練を6月に実施
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 08:53
在韓米軍が韓半島(朝鮮半島)有事の際、韓国に居住している米国人を海外に緊急避難させる非戦闘員後送作戦(Non-Combatant Evacuation Operation・NEO)訓練を6月に行うことにした。
軍関係者は23日、「在韓米軍が6月、国内に住む在韓米軍家族と軍務員家族を対象とした民間人避難訓練『フォーカス・パッセージ(Focus Passgae)』を実施するものと承知している」と明らかにした。在韓米軍は1994年第1次北核危機以降、NEO訓練を毎年2回実施してきた。米国民間人の避難は米国の対北朝鮮先制打撃の有力な事前兆候と見なされる。そのため軍消息筋は「毎年上半期の訓練を5月に実施しているが、ことしは『4月戦争説』で不必要な誤解をまねくおそれがあると判断し、在韓米軍が日程を6月に延期した」と説明した。韓国哨戒艦「天安」爆沈直後の2010年にも、戦争が迫っているという説が出回ると、上半期の訓練を取り消したことがある。