「中国、米国の北核施設打撃を容認? DMZは越えるな?」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 07:42
中国国営の環球時報が22日、「米国の北朝鮮核施設に対する『外科手術式(精密)打撃』に対し、ひとまず外交的手段で抑止するが、(中国の)軍事的介入は必要ない」と主張した。「北核、米国は中国にどの程度の希望を望むべきか」と題した社説を通じてだ。また「核施設以外の攻撃または韓米軍隊が38度線を越えて北朝鮮政権を転覆しようとすれば、直ちに軍事介入に動くべき」という立場を明らかにした。25日(北朝鮮軍創建85周年)に北朝鮮の6回目の核実験をする可能性が提起される中、中国が出した初めてのメッセージだ。
外交消息筋は「過去には想像できなかった意味のある進展」とし「中国政府が政策風向計の役割をしてきた環球時報を通じて北朝鮮と米国に向けてマジノ線を提示した可能性がある」と分析した。米国の対北朝鮮政策のうち中国が受け入れることができるオプションとして▼北核施設打撃▼対北朝鮮原油供給縮小を、拒否するオプションとして▼韓米の38度線侵犯▼武力による北朝鮮政権崩壊を提示したということだ。