幕上がる韓国大統領選挙、17日から22日間の熱戦に突入
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.04.16 11:28
韓国の19番目の大統領を選ぶ選挙が15日の大統領選候補登録から本格レースに突入した。今回の大統領選挙は大統領弾劾という憲政史上初の事態を受け当初予定より7カ月近く前倒しされ来月9日に行われるという点で選挙結果に大きな関心が集まっている。
現在の状況は「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)と国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補が2強構造を形成する中で自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補と、「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補、正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補らが追撃戦を行う様相に展開している。だが大統領選挙まで23日残っている上にテレビ討論とネガティブ検証攻勢など変数も山積しており、いつでも構図が揺らぐことがありえるというのが政界の共通した観測だ。