【時論】米中首脳会談後の韓国の選択は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.12 08:39
トランプ米大統領と彼の外交・安保参謀は大統領選挙中だった昨年11月以降、北朝鮮に対してあらゆる強硬発言を続けてきた。代表的な修辞(rhetoric)が「北朝鮮に対する戦略的忍耐は終わった」「北朝鮮にいうべき言葉はすべて話した」「テーブルの上にあらゆるオプションがある」だった。「あらゆるオプション」の一番上に北朝鮮の核・ミサイル施設に対する先制攻撃がある。
北朝鮮に対する警告は言葉で終わらなかった。韓米連合キー・リゾルブとトクスリ軍事演習の前後に最新鋭戦闘機と空母を韓半島(朝鮮半島)に展開した。
トランプ大統領と中国の習近平国家主席が会ったのもこうした不安な雰囲気でだ。北朝鮮の核・ミサイル問題でトランプ大統領が最もよく話したことは「中国が北朝鮮を十分に牽制していない」「中国がしなければ米国がする」というものだった。このためこの会談は世界の注目を浴び、特に韓国は両首脳が北朝鮮問題でいかなる合意を出すかに注目した。