<韓国大統領選>「金正恩が恐れる大統領になる」…安保で中道層を引き込む文在寅候補
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.11 15:27
文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党大統領選候補が10日、「周辺国が韓国の大統領空席状況を利用し、韓国を排除して自国の利害で韓半島問題を処理しようとする傾向が見える」とし「韓半島(朝鮮半島)での軍事的行為は決して韓国の同意なしにあってはならない」と述べた。
文候補はこの日、フェイスブックに「私のすべてをかけて韓半島での戦争を防ぐ」と題した緊急声明書を出し、このように明らかにした。特に「執権すれば早期に米国を訪問して安保危機を突破し、北核問題を根源的に解決する案を協議する」と強調した。文候補は1月27日、中央日報のインタビューで「(米国と北朝鮮のうち)北に先に行く。ただ、事前にその正当性について米国、日本、中国に十分な説明をする」と述べていた。
文候補陣営で外交安保チームを率いる徐薫(ソ・フン)元前国家情報院次長は「韓半島をめぐる安保の不安は文候補と民主党が責任を負うというメッセージ」と述べた。文候補のある側近は「米国のシリア空襲後、韓半島情勢が急速に不安定になっている」とし「(インタビュー当時とは)状況が変わっているだけに先制的な対応を見せた」と説明した。