中国のTHAAD難癖に泣き寝入りする韓国の農民
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.11 09:59
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中国当局が「1」と「千」の文字の大きさが微細に違うと難癖をつけた商標(左)と新しく作った商標。
ドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席が首脳会談を行った6日(現地時間)、誰よりもその結果に耳を傾けていた人々がいる。全南高興(チョンナム・コフン)のゆず農家だ。彼らは高高度防衛ミサイル(THAAD))体系の配備決定後、中国の報復問題が今回の首脳会談で解決されるものと期待したが、特別な成果がないと報じられ大きく失望した。
高興のゆず農家が遠い米国で開かれた両首脳の出会いに格別な関心を注いだ理由は1月にさかのぼる。中国にゆず茶を輸出している高興の豆原(トゥウォン)農協ゆず仮工事業所側は1月末、現地に派遣されているNH貿易の職員から差し迫った連絡を受けた。中国当局が豆原農協から輸出している1キロゴラムのゆず茶3000箱(1箱に12本)の通関をわざと見送っているということだった。