米国のシリア爆撃、北朝鮮の挑発にも警告した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.08 09:15
トランプ米大統領が6日(現地時間)、中国の習近平国家主席を首脳会談場所に呼んだ後、シリアを爆撃した。トランプ大統領はその間、中国に向かって「北朝鮮問題の解決に取り組まなければ我々がする」と述べ、行動を予告してきた。この日のシリア攻撃で、中国と北朝鮮に向けて「言葉だけで終わらない」というメッセージを送った。
特に匿名を求めたソウルの外交消息筋は「米国側が韓国政府に対し、シリア空襲の直後、化学兵器を多量保有している北の挑発の可能性を念頭に置いた多目的措置と知らせてきた」と述べた。
この日晩、首脳会談場所のフロリダ州マー・ア・ラゴ休養地で開かれた夕食会は、トランプ大統領が習主席夫妻に賛辞を述べながら和気あいあいとした雰囲気で始まった。しかしその時間、地中海の米軍駆逐艦「ポーター」と「ロス」はトランプ大統領の命令に基づきシリアのアサド政権に向けた軍事作戦に突入していた。攻撃は習主席一行がマー・ア・ラゴ休養地を離れる10分ほど前の午後8時45分ごろ始まった。2隻の駆逐艦がシリアのシャイラット空軍基地に向けて巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射した。