<リセットコリア>韓国が厳しい状況の時、安定した韓日関係は保険
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.06 07:34
韓国が中国のTHAAD報復に奮闘しながら惜しまれる部分は友軍の不足だ。北朝鮮の挑発に対し、米国とともに韓国側に立ってきた日本の声がない。歴代のどの時期より両国関係が冷え込んでいるからだ。釜山(プサン)総領事館前の少女像設置に抗議して日本に帰国した長嶺安政大使が4日、約3カ月ぶりに帰任したが、すぐに関係を改善するのは難しそうだ。
分科委員は米中が衝突して韓国の利益が侵害される状況の時、韓日関係が良ければ「保険」として作用すると見なした。また、中国からの過度な圧力と脅威を中和するパートナーの役割をする。尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長は「かつて日本は国連など国際舞台で我々と立場が似ていて、必ず韓国側に立つ国だった。しかしこの5、6年間は慰安婦問題で敵国のようになり信頼が消えた」とし「我々の外交では非常に大きな損失」と懸念した。