ソウルモーターショー、どんな自動車が魅力を誇る?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.31 16:39
「人が車に話しかけると自動で始動する。障害物を避けてドライバーの目の前に移動する」。
SF映画にでも登場するような未来の自動車が30日、京畿道高陽市一山(キョンギド・コヤンシ・イルサン)韓国国際展示場(KINTEX)で開幕した「2017ソウルモーターショー」では現実のものとなっていた。この日、現代車ブースでヤン・ウンチョル副会長は「アイオニック(IONIQ)をメインステージまで走らせて」と車に話しかけた。すると舞台裏のアイオニック自動運転車が「車両を目的地に移動させます」と答えてそろそろと動き始めた。搭乗者がハンドルはもちろん、アクセルにも触れない状態だったが、アイオニックは自然に障害物を避けて舞台の中心まで進み、停止した。ヤン副会長が「アイオニックを舞台裏に移動させて」と話しかけると、車両はゆっくりと動き舞台裏に下がった。飼い主と伴侶動物を見るようなステージに歓呼があふれた。音声認識・人工知能(AI)を結合した自動運転車を公開したのだ。