朴前大統領、逮捕状請求に…「沈黙」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.28 14:45
朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する逮捕状が請求された27日、朴前大統領の弁護団は公式的な発言をしなかった。チェ・ミョンソン弁護士は文字メッセージを通じて「まだ公式に立場を明らかにしにくい状況」という立場を伝えた。弁護団は逮捕状の審査が行われる30日までに収賄など主な容疑に対する防御論理を準備することになる。朴前大統領が逮捕状の審査で防御権を行使する場合、検察が適用した容疑を否認する従来の立場を維持するとみられる。
弁護団は慎重な姿を見せた半面、この日、親朴派議員らは一斉に反発した。金鎮台(キム・ジンテ)自由韓国党議員は「宮廷から追い出され、私邸で涙を流して過ごす女性に毒薬を与える格好」とし「一方的に朴前大統領を(有罪に)追い込むのは不当だ」と批判した。崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)議員も「政治検察が欲を出し過ぎている。国民の抵抗に油をそそぐ形になるだろう」と述べた。尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)議員は「すでに屈辱的で不名誉な罷免決定を受けた前大統領に縄と手錠をかけて刑務所に入れるというのは二度殺すようなものだ」と反発した。