日本教科書「慰安婦合意は不可逆」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.25 11:32
日本文部科学省が24日に発表した高校の社会科教科書検定結果を見ると、日本の独島(ドクト、日本名・竹島)領有権に関連してよりいっそう具体化された記述が確認できる。東京書籍は日本史B現行本で独島領有権を記述していないが、今回は地図や側注を通じて日本の独島編入を明確にした。実教出版は当初、日本史B教科書の検定申請本で「日本政府は戦争の軍事的必要性などのため1905年1月に竹島を島根県の管轄にすることを決めた」という内容を記述していた。しかし文部科学省が「日本が国際法上正当な根拠に基づいて竹島を領土に編入したという経緯にするべき」という修正意見を出し、関連の部分は「日本政府は戦争中の1905年1月…」に修正された。検定申請本にあった「現在の竹島に該当する島に対して日本政府は1877年、日本とは関係がない島だと判断した」という部分は削除された。
清水書院の地理Aも「日本固有の領土」「韓国の占拠」などの表現を入れて領有権を明確にした。政治・経済教科書は7点のうち6点が、独島領有権問題をめぐり日本政府が国際司法裁判所(ICJ)付託を提案するなど平和的な解決のために努力しているという趣旨を記述した。一方、尖閣諸島(中国名・釣魚島)については中国・台湾当局が主張するような領有権問題は存在しないと明示した。