「安倍首相の座を脅かしかねない」 支持率80%の小池氏けん制に動き始めた自民党
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 14:29
日本自民党の主流派が勢力を伸ばしている小池百合子東京都知事(64)のけん制のために動き始めた。22日、日本経済新聞は、前日に安倍晋三首相の側近である二階俊博自民党幹事長など主要人物約130人が集まって会合を持ち、小池氏の党の除名論にも言及するなど本格的な小池阻止対策を話し合ったと報じた。
ことし7月に予定されている都議会議員選挙(都議選)で小池氏が主導する事実上の新党「都民ファーストの会」の支持率が高まる中、安倍首相との関わりが取り沙汰されている森友学園スキャンダルで危機に陥った自民党主流派が反撃に出たものとみられる。
この日の会合を主導したのは都議選を控えて危機感を募らせている自民党東京都連だった。下村博文東京都連幹事長代行は「(小池勢力が都議選で)過半数を確保するようなことがあれば、小池氏のイエスマンばかりが集まり、ゆがんだ都政になる」と述べて小池新党の過半数阻止を訴えた。