韓経:【コラム】日本のコメ、韓国のコメ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.22 09:41
韓国のコメも悪くないが、なぜ日本のコメはおいしいのか。東京や大阪ではどの食堂に入ってもご飯がおいしい。コンビニエンスストアの弁当のご飯でもほとんどの韓国の食堂よりおいしい。いくつか理由がある。その中でも最も大きいのが「つきたてのコメ」でご飯を炊く点だ。日本には即席精米店があちこちにある。そのコメで食事の時間に合わせて炊いたご飯を食べるのが当然おいしい。もう一つは「新米」だ。精米から7日後には酸化が始まり、15日経過すれば味と栄養が減る。水分含有量も16%の新米の時に味が最高だ。
韓国のコメは形が完全な完全米の比率が80%を辛うじて超える。日本のコメはほとんど90%以上だ。欠けたり傷があるコメは味が落ちるしかない。耕作方法も違う。韓国は質より量を重視する。収穫量を高めようと窒素肥料を多く使用する。するとコメの蛋白質含有量が増え、味が落ちる。日本のコシヒカリ、ひとめぼれなどの品種の窒素使用量は低い。蛋白質含有量が少ないためおいしくなる。