【社説】朴槿恵氏の検察召還…品格のある調査で真実究明を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.21 10:41
朴槿恵(パク・クネ)前大統領がきょう、被疑者身分で検察に出頭して調査を受ける。10日、憲法裁判所から罷免を言い渡されて11日ぶりだ。大韓民国を混乱と対立に追い込んだ国政壟断の最後の問題を解く歴史的な日だ。朴前大統領は盧泰愚(ノ・テウ)・全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)に続き、歴代4番目で検察召還を受ける前職大統領になった。国民はこのような国恥の歴史がいつまで繰り返されるか惨憺たる状況だ。
朴前大統領が出頭する検察庁舎には外部人の出入りが統制される。太極旗とろうそくデモ隊との衝突も懸念されるだけに万全を期する必要がある。朴前大統領がフォトラインに立つ場合、どのような話をするかも注目が集まっている。国家を混沌と対立に落としたことに対して国民の前で心より謝罪する姿を見せなければならない。これに先立ち、フォトラインに立った盧泰愚元大統領は「申し訳ない」、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は「面目がない」と述べただけだった。感動のない要式行為だった。