拡大する昭恵スキャンダル…防衛相も関与認める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.15 08:46
安倍晋三首相夫人の昭恵氏が関与した学校法人「森友学園」の国有地格安購入疑惑が政権スキャンダルに発展している。
14日の朝日新聞などによると、安倍首相の最側近の稲田朋美防衛相が過去に森友学園の弁護士を務めていたことが明らかになった。この日、稲田氏は記者会見で「森友学園が起こした民事訴訟に原告側弁護士として出廷したことがある」と認めた。稲田氏は代表的な極右政治家の一人で、A級戦犯が合祀された靖国神社を現職防衛相として初めて参拝した人物だ。
その間、稲田氏は森友学園の弁護士であり篭池泰典理事長とも関係があるという疑惑を否認してきた。稲田氏は13日、国会で「篭池氏に法律相談された記憶が全くない。代理で裁判に出たこともない」と述べた。しかしその後、野党側が2004年に稲田氏が森友学園側を弁護した法廷記録を提示すると、言葉を変えた。稲田氏は14日、「13年前のことで全く記憶にない。おそらく当時、森友学園側の顧問弁護士を務めていた夫の代わりに出廷したようだ」と語った。